ひさしぶりに同窓会があるときに、女同士こんなことを言う。「なかなか連絡できなくてごめんねー」などと。男同士でこんなことを言うだろうか?ほとんど言わないだろう。
多くの女にとって
親密であることとは、コミュニケーションを頻繁にとることだとも言える。「仲が良ければコミュニケーションを頻繁にとるもの」というのが基礎にあるから、ひさびさに会った
友達には連絡がとれなかったことを謝るわけだ。女はコミュニケーションをとりながら仲良くなろうとするものだ。
ところが男は基本的に「目的」がないと連絡をとらない。用事がないと連絡をとらないから、同窓会で「そういえば連絡全然してなかったな」と言うことはあっても「ごめん」とはならないだろう。連絡をとらないことが男同士の仲に関係するわけではないからだ。
こういう男女が
付き合うと、最初は男も「あのコを落とす。アピールしなきゃ」という目的を持っているから
メールをいっぱいするのだが、付き合ってからは男の
メールが減っていくということが多い。なぜなら用事もないのに「今日は暑いねー」などと連絡する意味がないと思うからだ。女からすれば、そういった言葉のやりとりが
親密さを深める手段なんだが、男はいちいち意味ある返信をしなきゃと思うし「今日は桜がキレイだね」と言われても何て返事をしていいか分からず、返信が面倒になっていく。女は寂しくなる。