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「未練・執着・忘れられない」まとめ
未練とは何か / 執着とは何か / 忘れられないとは何か / 未練・執着・忘れられないの意味 / 未練・執着・忘れられないの定義
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未練・執着・忘れられない、に関しては「
元彼・元カノ・復縁について」に詳しく記載されています。
未練とは
諦めきれないこと、心残りがあること、またはその心理そのものを指す。
恋愛においては、
交際関係を解消した後で(
別れた後で)、
復縁したい気持ちがあったり、
復縁の希望までは抱かなくても、問題さえなければ相手との関係
性を保ちたかったと感じるような心理を指す。
未練があるということは、すなわち
恋愛感情がまだあると言えるのか(まだ
好きだと言えるのか)、がしばしば問題になるが、
恋愛感情がある場合もあれば、以下に述べる
執着心のみが残っている場合もある。
執着(執着心)とは
こだわること、心にこびりつき、なかなか頭から離れない様子、またはその心理。
執着している状態というのは、すなわち
忘れられない状態である。
人は、心に強いインパクトを受けたときに、その出来事や対象物を忘れられなくなるが、特に
別れや
別れるまでの過程において傷ついたときには(相手を強く傷つけた場合も含む)、その痛みによって相手のことを忘れられなくなるものである。例えばひどく自分の心を痛めつけるネットの書き込みがあったとしたら、何度もそれを見てしまったり、何が何でも反論したくなったりして、なかなか心穏やかに忘れるということができない。例えば警察官に呼び止められて自転車の二人乗りを注意されただけで、
彼女は気にしていないのに、
彼氏がその後もずっと「本当に警察ってのはしょうもないよな」などと言っていたとしたら、
彼氏は実は少し傷ついていて頭から離れていないのである。
恋愛において
別れた場合でも、振られた人はその傷を回復したいと望み、振った人は罪悪感を減らしたい(償いたい)と望むことがしばしばある。この痛みが消えないうちは、こだわりが続くことになり、それが
執着心となる。
つまり
執着心の中には必ずしも
恋愛感情を含まない。多くの場合は、心の傷による痛み、その傷へのこだわり、である。それはまるで、おでこのたんこぶを触らないほうがいいのに、痛みがあるうちは何度も触ってしまうようなものである。
元カレ(元彼)元カノなどを忘れられない(忘れられない人になってしまう)理由
別れた後で
忘れられない理由は、上述のように「心に痛みが残る場合(生傷の場合)」もあれば、「
恋愛感情がまだ残っている場合」もある。その合計値、つまりインパクトが強ければ強いほどに、
忘れられない人になっていく可能
性が高まる。後述の「
忘れられない人」の項目を参照。
また、
恋愛感情が少ししか残っていなくても、その後の
恋愛がうまくいかなければ、最後に幸せを感じた
恋愛(多くの場合、美化されている)に気持ちが戻ってしまうということもある。最後に幸せを感じた
恋愛が、ゲームで言うところのセーブポイントのような役割を果たし、何度もその
恋愛に心が戻ってしまうのである。その場合、その
元彼や
元カノのことが
好きというより、「今がつらい、つまらない」という理由のほうが大きいのだと言える。
忘れられない人(忘れられない恋)
忘れられない人というのは基本的に、傷つけ合ったという意味か、もしくは大
恋愛で大
好きだったという意味で、「インパクトの強かった人」である。
簡単に数値化できるものではないが、例えば100の大
恋愛をして、100傷つけ合って
別れたとすると、200の数値が残るようなものである。それは時間の経過とともに徐々に減っていくことが通例である。しかしながら、ここで新しい
彼氏彼女候補が現れたとしても、未来への期待がその数値を超えないとき、なかなか先に進もうとは思えないし、何度も昔を思い出して、その200の数値がなかなか減っていかない、という現象が起きることもある(蚊に刺された部分が気になるからといって触り過ぎれば、なかなか治らないだろう)。
お互いに憎しみ合っていたりひどく傷つけられた場合でも(
好きな気持ちが少なくても)
忘れられないのは、このような理由からである。インパクトが強ければ、それを思い出してしまうし、なかなか前に進むことができない。
恋愛以外でも、例えばいじめられた人はなかなかそれを忘れることはできないだろう。夫や
彼氏から暴力を振るわれていた人なども同様である。
なお、あまりに未来に期待できないとか、何も未来に起きそうもないという人(未来の数値が0の人)ならば、一度
メールで軽く
好きだと言われただけの人にもこだわってしまうだろう。たとえ過去が10程度だとしても、未来が0ならば、それにすがったりこだわったりしてしまうものである。過去が10程度なら、多くの場合は、
恋愛以外の何か楽しいことによってもかき消されてしまうものだが、
恋愛以外にも
恋愛にも希望を抱けなければ、やはり後ろ向きになってしまうのである。
忘れるためには(忘れたい)
忘れられない、というのは心の自然物であり(人工的に、つまり意識して直接コントロールできないことであり)頑張って忘れようとしても余計にしっかりこびりつくだけである。
忘れるためには、過去の存在感が比較的小さくなる必要があり、それは時間が経過することや、新しい別の希望が芽生えること、自分の人生が充実することによって実現される。したがって「忘れるため」の行動をするのではなく、それ以外のことをただひたむきに頑張ることで、「結果として忘れる」ことを目指す必要がある。
ただし自分の人生を歩みたくないなど、
依存心が強い人、一人で生きることをどこかで恐れている人などは、意識では「忘れたい」と思っていても、無意識的には「忘れたくない」という心理が隠れていることも多い。
忘れられないこと、
執着することを利用して、自分の人生と向き合わないのである。
関連する格言・名言・コメント
別れた人は花であり、これから
付き合う人は種である。花と種を見比べて、昔が良かったというのでは、前に進めない。
恋愛の学校 校長
欠点すら
好きになれるのが
恋、欠点があってもその人は一人しかいないと思うのが
愛、欠点の有無に関係なく、とにかく自分を気にしてほしいというのが
執着である。
恋愛の学校 校長
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「未練・執着・忘れられない」に関する恋愛相談
価値観や気持ちを説明できますか
あなたは恋愛とか人生で感じる様々なことを、上手に説明できますか。心で生きることは大切ですし、基本です。でも心にはたまにモヤがかかったり恐れなどから自分で自分を分からなくします。うまく心の引っかかりが把握できないまま、人生の岐路とも言えるような、重大な決断を迫られることもあるでしょう。
「気持ちや価値観を言葉にする」
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