ある人にとって、すでに
交際関係を解消した(
別れた)女
性。
これに対して、現在付き合っている女
性を「今カノ」と呼ぶことも多い。
また、ある人にとって、すでに
離婚した女
性を指す場合は「元嫁」「元妻」「元奥さん」「前の嫁さん」などと言い、呼び方が定まっていない。
ある男
性と付き合っている(
彼氏がいる)女
性にとって、
元カノの存在は、しばしば脅威であり、
嫉妬の対象である。基本的には
元カノの話はあまり聞きたくないし、
元カノの
ルックスを褒めるなど肯定的な話は特に聞きたくないと感じることが多い。自分に
自信のない人、関係
性に
自信のない人ほど、その傾向は強い。
その一方で、
彼氏が
元カノについてどう捉えているのかが気になったり、自分は
元カノより
愛されていないという不安を現実のものにして自分を傷つけるために(自分を痛めつけるために)、
元カノについて聞きたくもないのに聞いてしまう、という複雑な心理に陥ることもある。
彼氏からすると「なんで自分から聞いておいて落ち込んでるんだよ(怒ってるんだよ)」と、不思議に感じられるものである。
現在付き合っている
彼女にとってみれば、何らかの事
情がない限り、もしくは二人の充分な信頼関係がない限り、
元カノとは接触してほしくないと願うのが通常である。
「
元カノと連絡を取って良いものか。取る権利があるか」などと考えずに、現在の
彼女がどう感じるか、にできるだけ配慮して、どうしても接触する必要があるときには、
彼女に安心感を与えられるよう(やりとりに透明感を持たせたりしっかり説明したり
愛情を伝えるなど)努力する必要がある。
現在付き合っている
彼女がいるにもかかわらず、
元カノの話題を頻繁に出したり、
元カノについて褒めるなど肯定的なことを言う
彼氏には、主に二通り(または三通り)の心理がある。
一つは、全く
元カノについて強い思い入れがなく、自然体で、悪気なく、他の人について褒めたり言及する場合と同じように、
元カノについてもそうしているケースである。このような
彼氏は、非常に
ポジティブな心理を持っており、現在の
彼女も普通に
嫉妬せずに聞いてくれるだろうと思い込んでいるのである。
彼氏が
ポジティブで透明感のある
性格であり、そもそも人をあまり悪く言わないようなときには、このタイプだと判別できる。
もう一つは、
彼氏が
愛される
自信を持っておらず、
彼女を傷つけ、不安にさせ、強い立場を保とうとしているケースである。一見すると非常に強気で
自信のある人に見えることが多く、しかも多くの場合はその
交際の主導権を握っているため、
彼氏が
自信を持っていないとはなかなか気付きづらい。
彼氏自身も自覚していないことが多い。そもそも
自信のある人や、
彼女を傷つけることに恐れを感じている人、自分の価値を高く感じている人は、
彼女の
嫉妬心を煽りたくないため、
元カノの話題などは極力出したくないと思ったり、必要以上に出さないよう配慮するものである。しかし
自信のない
彼氏は、自分が優位に立つこと(
彼女を傷つけることでコントロールすること)ばかりを中心に考えているため、
元カノの話題を出すことへの罪悪感が希薄であり、平気でそのようなことを繰り返すのである。このタイプは、普段から攻撃的で人を悪く言うことも多く、他のことでも頻繁に
彼女を傷つけているため、判別が容易である。また、モテる人でも、堂々としているように見える人でも、このような人は
自信がない人(
愛情への不信感がある人、もしくは
彼女より価値が低いと感じている人)だということを忘れてはならない。
また、稀に、精神状態が悪く、自己価値がとても低くなった状態の
彼氏が、
元カノの話題をあえて出したりして、「自分は酷い男だし迷惑をかけるから自分と
別れたほうがいいと思う」などと罪悪感を強めている場合もある。この場合は、やさぐれて、「おれのことなどかまわないほうがいい」というような、相手の心を寄せ付けない態度を取っていることから判別が可能である。またこのような人は、普段から精神状態が極度に悪化する波が来ているので、その点でも判別しやすい(ただしそれが「
元カノの話題を出す」という形で出ることが稀である)。
別れた人は花であり、これから
付き合う人は種である。花と種を見比べて、昔が良かったというのでは、前に進めない。
恋愛の学校 校長
真実は全て明らかになったほうがいい、隠れていることは無いほうがいい、と思うのは間違いである。例えば
彼女が
元彼と
性行為をしていた、真実だからと言ってその映像を見る必要はないだろう。知らなくて良いことがある。
恋愛の学校 校長
元彼元カノの話をわざわざ出して相手を傷つける人も、
元彼元カノの話をわざわざ聞き出して傷ついたり怒る人も、器が小さくて迷惑である。
恋愛の学校 校長
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